歯周病の原因について

歯を失う原因の4割は歯周病だといわれています。そんな恐ろしい歯周病は、歯周病菌の感染により起こります。歯ぐきの腫れや出血にはじまり、重度の歯周病の場合は歯ぐきや歯を支える顎の骨が破壊されてしまうため、歯がグラつき、最終的には歯が抜けてしまうことがあります。気になる症状がありましたら、お早めにご相談ください。

歯周病の進行段階と治療法について

歯周病はその進行状況によって、大きく4段階に分けることができます。P1(ピー・ワン)~P4(ピー・フォー)で、数字が大きくなるほど進行していることを示します。

P1:第1段階
P1:第1段階

【症状】

  • 歯ぐきが腫れる
  • 歯ぐきを押すと血が出る

【対策】

毎日の正しいブラッシングでプラークコントロールを意識することにより、健康な状態に回復させることができます。

P2:第2段階
P2:第2段階

【症状】

  • ブラッシングのたびに出血する
  • 歯が浮いているような感じがする
  • 歯ぐきにかゆみがある

【対策】

歯科医院での専門的なプラークコントロールが必要です。セルフケアでは取りきれない歯周ポケット(歯と歯ぐきの溝)の歯石を除去し、適切なブラッシング方法を指導します。

P3:第3段階
P3:第3段階

【症状】

  • 歯ぐきが赤紫色になる
  • 膿が出る
  • 口臭もきつくなる

【対策】

「スケーリング」を行います。

P4:第4段階
P4:第4段階

【症状】

  • 歯ぐきが紫色に変色する
  • 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
  • 歯を支える骨が溶け、やがては歯が抜けてしまう

【対策】

歯周外科手術(歯周組織再生療法)光殺菌などを行います。

歯周病の治療法について

おもに、初期の歯周病に対する治療法です。ご自宅でのケアとなる毎日の正しいブラッシングは、歯周病の治療・予防に欠かせません。一人ひとりのお口の状態に合ったブラッシング方法を指導します。
スケーリング
比較的初期の歯周病に対して行う治療法です。毎日のブラッシングではなかなか落とせない、歯周病の原因となるプラークや歯石を、「スケーラー」という器具を用いて取り除きます。
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歯周外科手術について

通常、失われてしまった顎の骨や痩せてしまった歯ぐきは、完全ではありませんが自然に少しずつ回復します。しかし、顎の骨と比べて歯ぐきのほうが再生能力が高いため、本来ならば顎の骨があるべきスペースに歯ぐきが先に入り込んでしまいます。そうすると、顎の骨は元の状態に戻ることができません。

健全な歯周組織を取り戻すためには、「歯周組織再生療法」が有効です。当クリニックでは、2つの歯周組織再生療法を行っています。

GTR法
歯ぐきを切開して、失われた歯周組織に「メンブレン」という特殊な膜を挿入し、顎の骨や歯根膜が回復するためのスペースを確保。歯周組織の再生を促します。再生後は、メンブレンを除去する手術が必要です。
エムドゲイン
感染部分を切除した後、タンパク質を主成分とする「エムドゲインゲル」という歯周組織再生誘導材料を塗布し、再生を誘発する方法です。エムドゲインは体内に吸収されるため、除去手術の必要はありません。広範囲の部位に対応可能です。
費用:50,000円~(税抜)

光殺菌治療について

光殺菌治療(LAD)とは、細菌感染した歯根や歯肉に光感受性物質を注入して特殊な光を照射することで、活性酸素を発生させて殺菌し、健康な歯や歯肉を取り戻す治療法です。

光殺菌治療の特長

痛み、副作用がない

光感受性物質に特殊な光を照射するだけなので、照射中(殺菌中)には痛みを伴いません。また、副作用がないので、繰り返し治療に利用できます。さらに、人体にやさしいので妊婦さんにも適用可能です。

耐性菌をつくらない

抗生物質による治療とは異なり、耐性菌をつくりません。

耐性菌にも効く

光感受性物質はあらゆる細菌の細胞壁に浸透。そのため、すでに耐性化した細菌の殺菌も可能です。

光殺菌治療の用途

  • 歯周病治療
  • 重度の虫歯治療
  • 根管治療
  • 歯周病予防
  • 歯周再生治療

など

費用:一歯500円~(税抜)

歯周病は予防できる病気です 予防歯科についてはこちらへ

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